2026年10月2日、事業計画書のPDFをアップロードすると、AIが計画書の課題を指摘し、総合評価をA〜Eで示す無料の診断ツール「事業計画書 AI診断」(ベータ版)を公開しました。
公開の背景
事業計画書は、金融機関への融資の申込み、補助金の申請、社内での共有、投資家や取引先への説明など、使う場面によって求められる内容が異なります。提出や共有の前に、読み手からどう見えるか、どこを補えばよいかを短時間で確かめられるよう、審査する側の目線で計画書を点検する診断を用意しました。
診断でわかること
「必要項目」「ストーリー」「蓋然性」の3つの観点を、6つの軸に分けて評価します。
- 総合評価(A〜E)とレーダーチャート:必要項目の網羅性、現状分析と過去実績の接続、戦略ストーリーの整合性、売上・コストの根拠、計算ロジック・資金計画、実行可能性の6軸で評価します。各軸には4つの観点があり、AIが観点ごとに「十分・おおむね・不十分・記載なし」を判定し、その判定から点数を計算します。
- 最初に直したい3つの課題:根拠となるページ番号とあわせて示します。
- 軸ごとの指摘と改善案:何が足りないか、どう補うかを具体的に示します。
- 利用目的に応じたチェック:社内利用、新規融資、経営改善計画、補助金申請、社外説明から目的を選ぶと、目的に合わせた重みで評価し、目的ごとの確認項目への記載状況を示します。
- 計算・数字の整合:合計や比率、ページ間の数値の食い違いなどを指摘します。
- Webサイトとの整合(任意):会社のWebサイトのURLを入力すると、計画書に書かれた事業内容や強みと合っているかを確認します。
メールアドレスの登録は不要で、PDFをアップロードしてから1〜3分ほどで結果が表示されます。
支援の専門家の方へ
経営コンサルタント・中小企業診断士・税理士の方が、顧客や見込顧客の計画書を診断し、面談前の確認や改善提案の材料としてお使いいただけます。対象企業から外部サービスの利用について了承を得たうえでご利用ください。診断結果では、評価の低かった軸を、事業計画・資金調達のAI-SaaS「グロース・ナビ」のどの機能で改善できるかもご案内します。
ご利用にあたって
アップロードできるのは20MB・100ページまでのPDFです。PDFは解析のため、一般には公開されない一時保管領域に置き、Anthropic社のAI(Claude)での解析が終わった時点で削除します。会社名や個人名を伏せたPDFでも診断できます。
本診断は、計画書の記載から読み取れる課題を示すもので、融資や補助金の可否、計画の達成を判断・保証するものではありません。AIによる評価のため、同じ計画書でも指摘の表現や点数がわずかに変わることがあります。ベータ版として、いただいたご意見をもとに改善を続けます。
事業計画の策定や見直しについてのご相談は、お問い合わせページからお寄せください。
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