中小M&A資格試験のテキスト・問題集
中小M&A資格試験(正式名:中小企業M&A実務能力・倫理検定試験)には、中小企業庁が出す公式のテキストも問題集もありません。第1回が2027年1月のため、過去問もありません。何を読み、何で演習するかは、出題の柱になる公表資料と、民間の教材の選び方で決まります。
最終更新:2026年11月4日。中小企業庁が11月中に公表予定の受検案内が出たら、内容を更新します。
公式のテキスト・問題集・過去問はあるか
| 種類 | 有無 | 代わりに使えるもの |
|---|---|---|
| 公式テキスト | なし | 中小M&Aガイドライン(第3版)、知識スキルマップ、出題科目詳細 |
| 公式の問題集 | なし | 検討会資料のサンプル問題(第4回 資料2 p.13〜16) |
| 過去問 | なし(第1回は2027年1月) | 練習問題と模擬試験(当サイトを含む民間の教材) |
出典:中小企業庁 中小企業M&A実務能力・倫理検定試験(2026年11月4日に確認)、第4回 中小M&A市場の改革に向けた検討会 資料2 p.13〜16
出題の柱になる無料の公表資料
テキストの代わりに最初に読むのは、次の公表資料です。財務・税務と法務は、これに関係する法令・会計の基礎が加わります。
| 資料 | 何が書いてあるか | 主に使う科目 |
|---|---|---|
| 出題科目詳細 | 4科目の大項目・中項目・小項目(出題範囲) | 全科目(範囲の確認) |
| 中小M&Aガイドライン(第3版) | M&Aの手続の流れ、仲介者・FAが守る行動指針、契約・手数料・情報管理の規律 | M&A実務、倫理・行動規範 |
| 知識スキルマップ | 支援者の使命と倫理・行動規範48か条、各手続で求められる知識とスキル | 倫理・行動規範、M&A実務 |
読む順番と、配点から見た科目の優先順位は「中小M&A資格試験の勉強方法」にまとめています。
教材の種類ごとの使いどころ
2026年11月時点で、民間の対策講座・書籍・問題集が出始めています。どれが合うかは、いまの知識と学習時間によります。
| 教材 | 向いている人 | 注意すること |
|---|---|---|
| 公表資料(無料) | M&Aの実務経験があり、原文を読み慣れている人 | 財務・税務や法務の基礎は載っていない。ガイドラインは約190ページあり、読むだけでは演習が足りない |
| 民間のテキスト・書籍 | 体系立てて、最初から順に学びたい人 | 有料が多い。出典・基準日・更新の有無を確認する(下の5つの確認点) |
| 民間の問題集・アプリ | 知識を確かめる演習の量を増やしたい人 | 本試験の問題ではない。解説に根拠があるかを見る |
| 当サイト(無料・登録制) | 無料で、要点・用語・演習・模試を一か所で済ませたい人 | 非公式の教材で、第1回試験(2027年1月末)まで無料。その後の提供内容は未定 |
民間のテキスト・問題集を選ぶ5つの確認点
- 非公式であることが書いてあるか
公式のテキストや問題集は存在しないため、「公式」「中小企業庁監修」とうたう教材には根拠を確かめます。運営者と、試験の実施主体との関係が書かれているかを見ます。 - 出典が示されているか
解説の根拠が、ガイドラインやスキルマップのどのページ、どの法令の何条かまでたどれると、原文で確かめながら学べます。出典のない断定は、そのまま覚えないようにします。 - 基準日(令和8年3月末)に合っているか
法令・制度は令和8年3月末日を基準日として出題されます。基準日より後の改正を、本試験の答えとして書いていないかを見ます。 - 「本試験で出る」と言い切っていないか
出題された問題は第1回までありません。「的中」「必ず出る」といった表現は根拠がないため、避けている教材を選びます。 - 更新される教材か
合格基準や受検案内は、2026年11月時点でまだ公表されていません。公表後に内容が更新されるか、更新日が書いてあるかを確かめます。
当サイトで無料で使える教材
第1回試験(2027年1月末)まで、すべて無料です。解説にはガイドライン・スキルマップ・法令の出典ページを付けています。
よくある質問
中小M&A資格試験に公式テキストはありますか?
ありません。中小企業庁の試験ページ(2026年11月4日に確認)には、出題科目詳細と、11月中に公表予定の受検案内が載っていますが、公式のテキストや問題集は示されていません。出題の柱は、中小M&Aガイドライン(第3版)と知識スキルマップです。
過去問はありますか?
ありません。第1回の試験が2027年1月28日〜30日のため、本番前に出回る過去問はありません。参考になるのは、中小企業庁の検討会資料(第4回 資料2)のp.13〜16にあるサンプル問題です。
市販や民間のテキスト・問題集を買う必要はありますか?
必須ではありません。受検資格に講座の受講などの条件はなく、出題範囲は出題科目詳細で公表されています。ガイドライン・スキルマップ・出題科目詳細は無料で読めます。民間の教材は、財務・税務や法務の基礎、演習の量を補いたいときに、この記事の5つの確認点を見て選んでください。
テキストなしで独学できますか?
できます。出題の柱の公表資料を読み、科目別の要点で整理し、問題演習と模擬試験で確かめる流れです。約3か月の学習計画は「中小M&A資格試験の勉強方法」にまとめています。
当サイトの問題は本試験と同じですか?
いいえ。公表資料をもとに当社が独自に作成した練習問題で、本試験の出題を示すものではありません。法令・制度は試験の基準日である令和8年3月末時点の内容で作成しています。
本ページは whyme株式会社が運営する非公式の学習サイトの解説です。中小企業庁・試験実施事業者とは関係がありません。